夫が島根出張で買ってきてくれたお土産、前回の若草に続き、源氏巻と薄小倉のご紹介。
三松堂の源氏巻
こちらは、何度か西武池袋でも目にしたことのある源氏巻。
今まで買わなかったのは、ちょこっと食べたい和菓子と言うには、ボリューミーだったから。
お味は気になっていたから、今回、夫がお土産として買ってきてくれたのは大変嬉しい!
しっとりとしたカステラ生地の中に、ぎっしりとこし餡が詰まった和菓子。
想像通りのお味だけど、どこか懐かしい優しい甘さ。
こし餡がしっかり主張して、しっとりした食感。
濃いめのお茶が合いそう。
切り分けて食べたが、好きな人はこれを丸ごとガブリと食べるのが楽しいとか。
源氏巻の名前の由来
源氏巻も、思えば不思議な名前。
由来が知りたくなりますね。
幕末に藩の御用菓子司が銘名を頂くため
三松堂HPより引用
お菓子に紫色の餡を詰め込んで藩主に進上しました。
この際に、藩主の妻が紫色の餡に感動し
「源氏物語」の「若紫」に出てくる和歌
「手に摘みていつしかも見ん紫の根に通ひける野辺の若草」を詠みました。
それにあやかり「源氏巻」と名付けられたとされています。
薄小倉
こちらは、20年ほど前に友人に教えてもらってから、デパ地下で見つけたら買っていた、私としてはお馴染みの薄小倉。
見た目からものすごく甘そうだが、意外にあっさりとした甘さ。
小豆の一粒一粒が、小豆本来の風味をしっかり保っていて、上質な味わい。
そして、なんといっても、絶妙な薄さの錦玉の食感がいい。
カリッと気持ちのいい歯触りが、とてもいいアクセントになり、食べていて楽しい。
今回、桂月堂さんのHPを改めて読んで驚いたのは、小豆へのこだわり。
薄小倉に使用される小豆は、「北海道産大納言小豆」。小豆の粒の大きさを揃える為、人の手によって選別された「手選り」のものを使用しています。
桂月堂HP より
小さな一つの和菓子の中に、大きなこだわりがあったなんて、知らなかった!
プロフィール
50代のズボラを自覚する主婦です。
人生の折り返し地点を過ぎて、wordpressでのblogに挑戦。
美味しいもの、健康的なもの、手作り、に心惹かれます!