人形町玉英堂の玉饅（ぎょくまん）、瓢月堂の六瓢息災（むびょうそくさい）

五色の餡が美しい　玉饅（ぎょくまん）

紅白饅頭を食べるのって、いつぶりだろう？

友人が、虎家喜（とらやき）と同じ時にお取り寄せしてくれた、紅白の玉饅（ぎょくまん）。

これは、そんじょそこらの紅白饅頭ではない！

まず、一般的なものより大きく、ずっしりと重量を感じる。

そのわけは、中の何層にも重なる餡、中心にはどど～んとした栗。

こんな豪華な紅白饅頭見たことない。

皮生地に山芋を使った薯蕷(じょうよ)饅頭で、手に持った時のしっとり感がたまらない！

そして、餡。

これでもか！と、みっちり入っているだけあって、甘さは結構ある。

夫と半分ずつ食べようとしたが、1/4ずつで、残りは翌日にいただいた。

とても思い出に残る紅白饅頭でした。

ご馳走様でした！

無病息災の願いがこもった縁起菓子　六瓢息災（むびょうそくさい）

これは、ずっと以前に友人から教えてもらっていて、すっかり忘れていたお菓子。

「むびょうそくさい」、名前からして素敵。

吉兆のしるしである瓢箪の絵、さらに「六瓢」と「無病」を語呂合わせにして縁起を祝っております。
このお菓子は、木の実やじっくりつけこんだ特製の生姜など、身体に良くておいしい自然食品を素材に、手づくりでおつくりしました。

と、同封されているカードに書かれていた。

さて、お味なのだが、これは好き嫌いが分かれるのかも？

一口で、ガツンとした甘さがきたかと思うと、不思議なお味が広がる。

さくさくのビスキュイにナッツと生姜のねっとりしたフィリングの組み合わせ。

生姜の香りが強いので、どこか漢方薬のようなお味に感じるのだが、噛み締めていくと、だんだんと美味しさが分かってくる。

ナッツの食感がいいアクセントで、食べ飽きないようにできている。

２種12個入りには、プレーンと、ショコラの2種類が入っているが、存外ショコラの方があっさり感じる。

かなり渋めのお味なので、子供からは高評価はいただけないかも。