先日、いつものように西武池袋本店の卯花墻をぶらぶらしていると、大阪の手焼きおかきやさんが期間限定で出店していた。
炭火手焼おかき専門店という、言葉一つ一つに魅かれた。
炭火・手焼き・おかき・専門店、どれも私の大好きな言葉。
四角や長方形のおかき、丸いころころしたもの、どれも美味しそうだったが、特に目を引いたのが、この「羽々(ひらひら)」!
見るからに壊れそうに薄い!!
気になって、手に取って見ていると、井の一のご主人だろうと思える方が声をかけてくれた。
「その薄さにするのに、何度も試行錯誤して、出来上がったものなんですよ。薄すぎて、乾燥するときに飛んで行ってしまうんですよ。改良に改良を重ねて、いまのかたちが出来たんですよ。」
と、説明してくださり、その時はもう、絶対買う!に気持ちは固まっていた。
この「羽々(ひらひら)」は、醤油味と、えび味があり、私は醤油味が気になっていた。
友人との待ち合わせの時間が迫っていたので、「またあとで来ますね」と、10分も経たずに戻ってきたら、なんと、醤油味が売り切れていた。
店を後にする前には、残り5袋あった。
それが、10分もしないうちに売り切れるなんて、驚いた。
えび味は、何とか3袋残っていて、慌てて手に取った。
ぎりぎりセーフ!
炭火 手焼おかき 羽々(ひらひら) えび
このおかきの素晴らしいところは、なんといっても、シンプルな原材料。
餅米、えび、塩、これだけ!!
素っ晴らしい~~!
おかきは好きで、よく買うのだが、なかなかここまで潔いのには、出会えない。
一枚口に入れると、懐かしい味がした。
子どものころ、祖父母が杵で作ってくれたお餅、こんがり焼けたところが大好きだった。
その、こんがり焼けたお餅の味を思い出した。
最近のおかきは、もち米の味よりも、調味料の味を強調するものが多いが、これは、まさに餅の味で勝負してます!というおかきだ。
えびと塩の味を求めて食べると、物足りないと思うかもしれない。
でも、私はこの餅の味にノックダウン。美味しかった~!
期間限定出店だけの詰め合わせ
池袋に所用があり、今日もふらりと西武池袋本店の卯花墻に行ってみると、まだ井の一さんのブースがあった。
他のおかきも気になっていたので、色々なおかきが個包になっている詰め合わせを買ってきた。
こちらは、こういうイベントのために、特別に作った詰め合わせだそう。
お客さんに、色々と試してもらいたいという気持ちを込めて作ったそうだ。
卯花墻には、近畿地方の銘菓コーナーに常設で2~3種類のおかきが置いてあるらしい。
また、食べたくなったら買いに来れると思うと幸せだ。
店舗やほかのおかきについてはこちらから→井の一さんHP
プロフィール
50代のズボラを自覚する主婦です。
人生の折り返し地点を過ぎて、wordpressでのblogに挑戦。
美味しいもの、健康的なもの、手作り、に心惹かれます!