北海道道東の旅1日目~帯広編(幸福駅・豚丼・ばんえい競馬)

おとなのお散歩

夫の夏休みは、たいてい9月末ごろだったのが、今年は8月上旬だった。

北海道の8月は、花も木々も美しく、ベストの時期だろうと、今回の行先は北海道に決定。

旅行期間は余裕をもった7日間。

道東を中心に、帯広→釧路→阿寒湖・摩周湖・屈斜路湖→知床→網走→旭川→富良野、の観光地を回るコースに決定。

飛行機、レンタカー、宿、すべて自分たちで手配する自由旅。

6時台の飛行機で羽田から帯広へ

旅の計画は、主に夫が立ててくれた。

飛行機の予約をするときに、

夫

朝6時台の飛行機にするよ。

大丈夫だよね?

と、尋ねられ、6時台の飛行機に乗るということは、我が家を5時に出るということ。

大丈夫じゃない!!

もっとのんびりと優雅に出かけたい!!

夫にせめて7時台の飛行機にしたいと告げると、

夫

その1時間の違いで、うに丼が食べれるほどの差額が出るんだよ!

うに丼だよ、うに丼!

食べたいでしょう~~!!

忘れてた。

うちの夫の経済観念の素晴らしさ。

もうこうなったら、4時起きを受け入れて、北海道での美味しいものをたらふく食べてやる!!

早起きしたおかげで、帯広には8時半過ぎには到着。

レンタカーの手続きをして、10時前には観光に出発できた。

幸福駅

帯広空港から10分で行ける観光地。

うさこ
うさこ

幸福駅は、今から70年ほど前の1956年、旧国鉄広尾線に開設され、1987年(昭和62年)に廃線とともに廃止となった駅。

幸福駅という素敵な名前は、テレビ番組に紹介され、全国に知れ渡るようになる。

「愛の国から幸福へ」のキャッチフレーズで発売された「幸福きっぷ」はちょっとしたブームになった。

廃線となった後、駅としての役目は終わったが、幸福鉄道公園に生まれ変わり、海外からも多くの観光客が訪れる観光地となった。

我々が訪れた日も、韓国や中国からの観光客でにぎわっていた。

個人的には、どのスポットも写真映えするのが、素晴らしいなと感心した。

この日は、あいにくの曇り空だったが、草木の緑、列車のオレンジ、ここにきれいな青空が加わったら、完璧な写真になったであろう。

昭和レトロな雰囲気を残した駅舎も素敵。

中に入ると、訪れた人が記念に貼っていったピンクの切符が所狭しと貼られていて、圧巻であるし、このピンクに染まった壁や天井が何ともかわいらしい。

売店では、今日の日付や、記念日、誕生日を入れた切符が販売されていて、これまた多くの観光客が申し込みをしていた。

空港から近いから、ちょっと立ち寄ってみようと、軽い気持ちで行ったけど、写真映えするスポットで山のように写真を撮って、結構な時間を過ごした。

帯広名物の豚丼

レンタカー屋さんで、近辺の美味しいお店が紹介されており、帯広では豚丼を食べたかったので、紹介されていた「とん田」に行ってみよう!と思ったら、日曜定休

残念。

この日のメインは、帯広競馬場でばんえい競馬のレースを見ることだったので、その途中の豚丼の店を検索して行ってみることに。

音更町の「炭火焼豚丼のかしわ」さん。

食事したい旨を伝えると、まず車のナンバーを聞かれて驚いた。

なるほど、今の季節はまだいいが、冬の北海道で外で並んで待つのは寒すぎる。それで、順番が来るまで車で待機するという文化なのか。

お店のスタッフさんも、順番が来た車のナンバーを探して、中にいる人に声をかけている。

初めて見る順番待ちシステムとの出会い、北海道旅ならではの発見が面白かった。

豚丼は、お肉は肉厚なのに柔らかくジューシーで、何よりも炭火の香りが食欲をそそった。

美味しかった~!

安住信一郎の日曜天国の影響でばんえい競馬へ

私は、ばんえい競馬なんて、わざわざ重いおもりを引っ張らせて順位を競うなんて、馬が可哀そうではないかと、好きではなかった。

そんな私が何故にばんえい競馬に行ったかというと、「安住紳一郎の日曜天国」の影響である。

入浴のお供に、「安住信一郎の日曜天国」を聞くのが最近のお気に入りで、ある日傑作選を聞いていると、「爽快感ゼロの競馬」のタイトルで、ばんえい競馬を紹介していた。

安住氏は、その放送の中でも、ばんえい競馬は、虐待ではないかとの声もあるが、と否定的な意見もあることを伝えながらも、ばんえい競馬の素晴らしさを安住節たっぷりに話してくれた。

その安住節にやられて、せっかく帯広に行くならば、一度はこの目でばんえい競馬を見てみようと思った次第である。

競馬場なんて、若い頃に数回行ったきりで、ギャンブル場に足を踏み入れるのにはちょっとドキドキしたが、思いのほか、家族連れが多かったり、若い子が多かったりで、ホッとした。

経済観念は大変発達しているが、ギャンブルが大好きな夫は、

夫

せっかく来たのだから、馬券買ってくるよ。

と、いそいそと馬券を買いにいった。

Liveでばんえい競馬を見られたのは、いい経験。

何事も知っておくのは大事。

うさこ
うさこ

余談ですが、

この日、夫さんは1レースの馬券ははずれ。

帰ろうとする妻さんに、もう1レース見たいと懇願し、

見事2レース目の馬券は当たって喜んだそうだ。

番外編 霧で何も見えなかったナイタイ高原牧場

ばんえい競馬に行く前に、公営の牧場で美しい景色を見ながら一休みをしようと、ナイタイ高原牧場にあるナイタイテラスに向かった。

展望台は牧場の最上部、標高約800mの高さに位置します。牧場全体や十勝平野、遠くは阿寒の山並みが一望でき、四季折々の牧場の緑のじゅうたんと、十勝平野に広がる畑のパッチワークのカラフルさが楽しめます。

ナイタイ高原牧場HPより引用

HPでも、景色の美しさをうたっているように、晴れていれば、見晴らしの良い素晴らしい景色を臨める気持ちの良い場所のはずだった。

お天気は、我々に味方してくれず、今回見れた景色は、

真っ白で、潔いほど何も見えなかった。

悔しいので、高原気分を味わおうと、ソフトクリームだけは食べてみた。

真っ白な世界を眺めながら、牛乳の味がしっかりとする美味しいソフトクリームを頂きました。

プロフィール

管理人
いとこ

50代のズボラを自覚する主婦です。
人生の折り返し地点を過ぎて、wordpressでのblogに挑戦。
美味しいもの、健康的なもの、手作り、に心惹かれます!

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