小石川植物園~朝ドラ「らんまん」のモデル牧野富太郎博士の研究拠点~

おとなのお散歩

梅雨もそろそろ明けるのでは?と思えるほどのいいお天気の日曜日、最高気温は33度、汗だくになって小石川植物園にお散歩に行ってきた。

暇だし、ちょっとお散歩にでも行こうかと、気軽に出かけたが、広かった。

小石川植物園とは

東京大学大学院理学系研究科附属植物園は、一般には「小石川植物園」の名で呼ばれ親しまれており、植物学の研究・教育を目的とする東京大学の附属施設です。

この植物園は日本でもっとも古い植物園であるだけでなく、世界でも有数の歴史を持つ植物園の一つです。

小石川植物園HPより引用

総面積160,787㎡(48,635坪)の敷地内に台地、傾斜地、低地、泉水地といった地形を利用されていて、歩きごたえ満載。

植物を細かに観察できるように、あちらこちらに散策路が設けられており、全部歩くと1時間以上のお散歩になった。

様々な樹木が植えられており、今は緑がきれいな夏場だが、春は梅や桜、秋は紅葉、冬は椿や千両、季節季節で楽しめる。

牧野富太郎と小石川植物園(ミニ企画展)

植物園内の柴田記念館で、ミニ企画展「牧野富太郎と小石川植物園」が開催中(20203/3/1~ 11/26)。

レトロな建物に入っていくと、牧野博士に関連のある論文や植物標本などが展示されている。

植物画は、精密で、おもわずため息がこぼれるほど!

樹木の種類の多さに圧倒される

面白かったのが、ニュートンのリンゴやメンデルのブドウ。

物理学者ニュートンの生家にあったりんごの木や、遺伝学の基礎を築くいたメンデルが実験に用いた葡萄の分株が、この小石川植物園にあるということ。

ニュートンのリンゴ

最初は、木々の多い素敵な公園の印象を受けるが、どんどん奥に進んでいくと、巨木並木があり、カリン林を進んで針葉樹林ゾーンに入ると、もうここは山かと見紛うほどである。

まだ公園の雰囲気がある
道が砂利道へと変わっていく

樹木からエネルギーを存分にもらった気になった。

森へ入っていく感じがぷんぷん

森林浴の観点からも、この小石川植物園は素晴らしい場所だと思う。

結構鬱蒼としてきた

針葉樹ゾーンでは、裸足でジョギングをしている外国人女性を見かけた。

もはや森の中のような雰囲気

裸足でジョギングまではできないが、大きく深呼吸しながら樹木の気を感じて歩くと、心身共に浄化されていく気がした。

その他の施設

研究所を有する本館。

牧野博士の時代から脈々と続く植物の研究が、いまだにここで行われているのかと思うと、中に入ってみてみたくなるが、残念ながら「関係者以外立ち入り禁止」。

この建物の設計は、安田講堂を設計した内田氏によるものらしい。

中央の時計のある建物は、階段部分がガラス張りで、研究所にしてはとても優美な感じがする。

日本庭園は、古くは徳川5代将軍綱吉が幼少の頃住んでいた白山御殿の庭園に由来するそうだ。

日本庭園から見える美しい建物は、旧東京医学校本館で、国の重要文化財に指定されている。

他にも、ガラス張りのきれいな公開温室もある。

温室には、熱帯・亜熱帯地域に生育する植物を中心に約2,000種を、地域や生育環境で6室に分けて展示されている。

小石川植物園へのアクセス・利用案内

小石川植物園のHPには、「google mapで検索する場合は、小石川植物園ではなく「小石川植物園正門受付発売所」で検索してください、とわざわざ書かれている。

確かに、私も、地図を頼りに歩いて行ったが、正門にたどり着くのに少し迷った。

小石川植物園の周りはランニングコースにもなっているようで、一周2キロあるらしい。

そして、出入り口は正門の一か所なので、行く際には気を付けてくださいね。

住所:東京都文京区白山3-7ー1

交通:白山駅より徒歩10分

   茗荷谷駅・後楽園駅より徒歩15分

開園期間:1月4日~12月28日

休園日:月曜(月曜が祝日の場合はその翌日、月曜から連休の場合は最後の祝日の翌日が休園日)

開園時間:午前9時~午後4時30分(但し入園は午後4時まで)

     温室 午前10時~午後3時

     柴田記念館 午前10時30分~午後4時

入園料:大人(高校生以上) 500円  

    小人(中学生・小学生) 150円

休園日や開園時間など、変更される場合がありますので、詳しくは小石川植物園HPでご確認ください。

プロフィール

管理人
いとこ

50代のズボラを自覚する主婦です。
人生の折り返し地点を過ぎて、wordpressでのblogに挑戦。
美味しいもの、健康的なもの、手作り、に心惹かれます!

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