日本語ボランティアを始めて、やはり、最低限の知識は入れておかねばいけないと思い、丸善に日本語教育の本を買いに出かけた。
丸善に到着すると、「リト@葉っぱ切り絵展」の文字が目に飛び込んできた。
なんという幸運!
リトさんの葉っぱ切り絵、大好き!
リトさんの葉っぱ切り絵との出会い
リトさんのことを初めて知ったのは、2022年放送の情熱大陸だった。
リトさんの作品が、画面いっぱいに映し出された瞬間に心を鷲掴みにされた。
なんて繊細で、なんて美しくて、なんて優しいのだ!
動物たちの表情の全てが柔らかく、葉っぱ一枚の切り絵に物語がある。
押し付けの物語でなく、見る人それぞれの物語を想像/創造することを楽しませてくれる。
それから数ヶ月後に、偶然にも、友人が、
「素敵な展示会に行ってきたの!これプレゼント!癒されるよ〜!!」
と、この本をプレゼントしてくれた。
リトさんの切り絵!
毎日のように眺めては、癒されて、口角も上がる。
そんなリトさんの展示会に偶然出会えるなんて、嬉しすぎる〜
リトさんが葉っぱ切り絵に至るまで
この展示会の素敵なところは、写真撮影OKだったところ。
ボールペンの細密画から始まり、葉っぱの切り絵に出会い、絵本が刊行されるまでの作品どれもカメラに収めることができる!
リトさん本人がおっしゃっるには、物忘れが多く、不器用で要領が悪く、まったく仕事ができないダメ社員だったそう。
でも、それは、「ADHD(注意欠陥・多動性障害)」が原因であって、病院で診断を受けて仕事を辞めてアートへと向き合っていく。
集中力を生かして、ボールペンイラストから始まり、スクラッチアート、粘土絵付けと色々とチャレンジして行く。
アートで生きていくのだ!という強い意志が伝わる言葉に心を打たれた。
葉っぱ切り絵との出会いは、偶然インターネット上で出会ったスペインの作家による作品だったそう。
そこからすぐに葉っぱ切り絵に挑戦。
意志と行動力と継続する力が大事なんだと。
だからこそ、リトさんの作品を見るとパワーをもらえる
意志を強く持つ、まずやってみる、信じて続ける、どれも私に足りないもの。
感想
葉っぱ切り絵もたくさん展示されていたが、ここに至るまでの作品をじっくり見ることができたのが、今回の展示の大収穫!!
↑これが、新しく出版される「まねっこカメレオン」。
葉っぱ切り絵が絵本になった。
とてもかわいい絵本でした。
この展示会で、リトさんの美しい作品の数々を拝見できたのはとても幸せなこと、それ以上に、リトさんがどれほどアートに情熱を注いで、ここまで至ったのかを改めて知り刺激をもらった。
日本語教育に関する本を買いに来ただけなのに、リトさんの作品と情熱に触れることが出来て、とてもラッキーなひとときでした。
プロフィール
50代のズボラを自覚する主婦です。
人生の折り返し地点を過ぎて、wordpressでのblogに挑戦。
美味しいもの、健康的なもの、手作り、に心惹かれます!