往生際が悪い～マイナンバーカード申請写真、加工してもいいじゃないか！

マイナンバーカードって、本当に作らなきゃいけないものなのか、今でもまだ分からないけど、帰国して追われるように作ってしまった。

理由は、

そう、経済観念がとても発達している夫が強烈にプッシュしたから。

私たちが申し込んだのは、マイナポイント第2弾（2022年6月30日開始）。

これの締め切りが、最初は9月末だったのが、10月末までに延期されたとかで、10月に帰国して慌てて住民票を登録と同時にマイナンバーカードを申請した。

妻は、個人情報を出し渋る人間で、それが政府であろうが、どうしても必要と納得するまで開示したくない。

上海に住んでいるときも、携帯の位置情報は必ずoffにしてたし、中国版モバイルSuicaみたいなのがあったが、いつどこに行ったというのが中国政府に吸い取られるのは嫌だという理由で、交通系カードを使っていた。上海で交通系カードを使っているのは、アンドロイド携帯を持っていない老人だけだった・・・😅

夫からは、

と小馬鹿にされていた。

それでも、嫌なものは嫌なのだ！！

そんな個人情報出し渋り妻は、2万円で自分の信条を売り払うのかと、足りないオツムで一生懸命考えた。

結論が出ない妻に、業を煮やした夫が

と、悪魔の囁き。

妻はレストランで美味しいものを食べるのが大好き。うまくそこを突いてきた。

なんて簡単な妻・・・アホだ

区役所でQRコードの入った申込用紙をもらって、ネットから申請手順を順調に踏んでいった。

マイナンバーカードの写真は10年間同じものが使われるそうなので、納得のいくものを使いたい、乙女心を忘れない妻。

スマホの写真アプリSnowを使って、シワ&シミをバッチリ飛ばした写真を用意して申請した。

すると、却下された😭

何十回と撮り直して、これなら10年使える！とバッチリ加工されたお気に入りのものだったのに〜〜💦

バッチリ加工が駄目なんだろうと、軽いシワとばしくらいの加工で再チャレンジ。

却下〜！！

なんで〜〜

かっち〜ん💢💢

乙女心を踏みにじまれた妻は、泣く泣くiPhone純正のカメラアプリで撮影して、再再申請。

もちろん、シワシワ&シミシミの顔である。

次のステップに進めた😭😭

ネットには、過度な加工など本人とはわからない写真のほか、証明書としてふさわしくない写真は却下される、とある。

シワを飛ばすくらい許してよ〜

実物の私を知らないのに、却下する審査力、恐るべし！すごい！完敗だよ。

最後の些細な抵抗は、少し笑顔で撮ってやったよ！

これは許してくれるのね。

現実を突きつけられる写真の載ったマイナンバーカードを10年使うのは、ちょっと気がすすまない。

いつか写真を変更できるものならしたいと思う、乙女の気持ちを忘れない50代。

往生際が悪い・・・窮地に追い込まれて、負けを認めるしかない局面でも、振る舞いや態度に潔さがないこと。未練がましくぐずぐずしていたり悪あがきをしていたりする様子。