老少不定(ろうしょうふじょう)~古いパソコンをアップデートすると、とても時間がかかります

つれづれ

デスクトップパソコンの操作性が急に低下して、一文字打つと考え込んでなかなか動かない。

どうしたのだろうと設定をチェックすると、「Windows 11 22H2 のアップデートの準備が出来てます」とかなんとか・・・。

アップデートしてないから動作が鈍いのか?と、パソコン音痴の私は、気軽に「ダウンロードとインストール」をポチっとクリックしてしまった。

ダウンロードを開始したのが、昨日の夕方4時頃。

遅くとも寝るまでには終了するだろうと高をくくっていたら、なんのなんの!夜の9時になっても、まだダウンロードしてる!

就寝する頃にようやくインストールが始まり、朝までには終わるだろうとそのまま放置。夜中に目が覚めてトイレに行くついでにチェックしてみると、まだインストール中!

私のパソコンは相当古い。よたよたのおじいちゃんが重い荷物を背負わされて、大きな倉庫に一つ一つ運んでる姿が浮かんで来て、なんだか申訳ない気持ちになってきた。

朝起きて、いたわるような気持ちで、インストールは済ませてくれたかなぁ?とチェックすると、今度は再起動してくれと言ってる。

「分かったよ、おじいちゃん、これが最後のお仕事だからもう少しだけ頑張ってちょうだいね。」とパソコンをなでなでしながら再起動させてみる。

すると、「更新プログラムを構成しています。コンピューターの電源を入れたままにしてください。」「コンピューターが数回起動することがあります。」とメッセージを出したまま、また数時間。

午後には外出する用事があったのだが、昨日の夕方から働き続けてるおじいちゃん(パソコン)を放置して出かけるのに罪悪感まで感じ始めた。

約束の時間が迫ってきたので、午後1時過ぎに後ろ髪を引かれながらも外出した。そのときにはプログラムの構成が87パーセントまで進んでいた。あと少しがんばれ!

用事をマッハで済ませて午後3時に帰宅。するといつも通りのオープン画面が表示されていた!

ありがと~!おじいちゃん!!よく頑張ったね!!

思わぬ重労働をさせてしまったパソコンに頬ずりしたくなった。

Windows10からWindows11にアップデートしたのは昨年の9月。そのときも朝から晩まで頑張ってくれていた。最後の力を振り絞って、今回のアップデートをしてくれたんだろう。

パソコンの寿命は6~7年と言われてるが、我が家はのはかなりのご長寿さん。いつ壊れるかも分からないから、周りからは買い換えを勧められている。

老少不定と言う言葉もあるとおり、パソコンの寿命も一定で無く予見できないはず。ここまで頑張ってくれたんだから、最後まで付き合おうと思う。いやいや、パソコンの方が私に付き合ってくれてるのか??

老少不定(ろうしょうふじょう)・・・意味は人の寿命は歳に関係なく一定では無いので予見できないということ。

プロフィール

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いとこ

50代のズボラを自覚する主婦です。
人生の折り返し地点を過ぎて、wordpressでのblogに挑戦。
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