草加せんべい食べ比べ

草加市散策で買ってきた四種類の草加せんべいを食べ比べてみた。

食べた順番からご紹介です。

小宮せんべい本舗の「石がさね」

「石がさね」は、定番のかたやきの煎餅。

米は、埼玉県のうるち米100％使用で、むしろに並べた生地を天日干しで乾かすこだわりのおせんべい。

最初に食べたので、米の香りのインパクトを楽しににしていたのだが、残念なことに、雑味がした。

米のいい香りはするのだが、何だかちょっと別の香りもする。何だろう？？

堅さはしっかりしていて、草加せんべいのイメージ通りの硬さだ。

醤油は野田産で、お醤油の味が少し濃ゆく感じた。

勝手に想像するに、別の香りがするのは、もしかしたらむしろの香りかも？

純粋にお米の香りを楽しみたかったので、少し残念。

米重せんべい　

こちらも天日干しをうたっているお店。

手焼とそうでないものを置いてあったので、両方を食べ比べ。

「手焼」の方が、少し香りがよい気がしたが、ご主人が言う通り、大きな違いが分からなかった。

米の香りもよく、米自身の甘さも感じられ、何よりもお醤油の味が優しいのが気に入った。

もう少し堅さがあってもいいかな？が、唯一の気になるところ。

元祖　源兵衛せんべい

レトロなかわいい瓶に入っていて、期待値が高かった源兵衛せんべい。

一口食べて、「おやっ？」

米の香りがしないかも？？

おせんべいの楽しみは、口に広がる米の香りなのに、これは残念。

歯ごたえも一番なく、かたやき煎餅を食べている感じがしなかった。

そして、醤油味が私には濃く感じられた。

いけだ屋　「こだわりの炭火手焼」

実は、いけだ屋さんは有名すぎて、逆に、「本当にそんなに美味しいのか～～？」と半信半疑だった。

一口食べて、「あれ？」

美味しいぞ！

米の香りもきちんとするし、堅さも少しあり、味付けも優しい、総合的に一番かも！？

味付けが、この煎餅だけが、甘さを感じた。

原材料を見てみると、うるち米、醤油、ザラメ、昆布、削り節、とある。

なるほど、少し甘さのあるだし醤油の味ね。

ほかのお店がガツンと醤油味だったので、ちょっとずるいかな？とも思ったけど、食べやすい味付けで、万人受けする感じ。

総合順位（あくまでも私個人の、です）

1位　いけだ屋

2位　米重せんべい

3位　源兵衛せんべい／小宮せんべい

実食する前は、じつは、米重せんべいが一番おいしそうだな～と思っていたのだが、バランスの良さのいけだ屋さんに軍配が上がった。

本当なら、3位、4位をはっきりさせるべきだが、源兵衛せんべいの米の香りがしない・歯ごたえない、と、小宮せんべいの米以外の香りがしたのが、どちらが順位が低いかが決められなかった。