おとなのお散歩(上野〜かっぱ橋〜浅草)

おとなのお散歩

日曜日は、関東では梅雨だというのにからっからのいいお天気で、お散歩に行くにはお天気が良すぎるくらいの暑い日だった。

今回は、上野からかっぱ橋へのお散歩。

かっぱ橋へは上野から徒歩で行ける

きっかけは、上野に出かけた際に見た地図。

徒歩20分でかっぱ橋商店街に行けると表示されている。

早速出発!

地図に従って、大通りを歩くと、とてもレトロな建物の歯科医院があった。

比留間歯科医院と書いてある。

何代も続いた地元の歯医者さんなんだろう。

本当に素敵な建物で、立ち止まってしばらく建物を愛でさせてもらった。

古い建物がお好きな方のために、↓こちらが現地です。

しばらく行くと、下谷神社の赤い鳥居が見えてくる。

青い空と赤い鳥居のコントラストがとても綺麗。

下谷神社は、下谷神社は奈良時代に創建され、都内で最も古い「お稲荷様」だそう。

とても美しい神社で、七夕飾りや、風鈴奉納所もあり、夏らしい雰囲気で参拝者を楽しませてくれる。

気が付けば、あっという間にかっぱ橋商店街に到着!

残念!日曜・祝日は約7割の店舗がお休み

到着して、なにやらシャッターが閉まった店舗が多いことに気づく。

調べてみるとなんと、

「日曜・祝日は約7割の店舗がお休み」だと。

買い物する気満々で来ていたので、がっくり。

とはいえ、開いている店舗もあるので、見て回った。

どのお店も、海外からの観光客らしき人が、商品選びを楽しんでいた。

すごいぞ!はけとぶらしの専門店

その中で、商品の一つ一つに感心したのは、

はけとぶらしの専門店 かなや刷子

専門店というだけあって、こんなブラシもあるのか~と、興味を惹かれるものばかり。

数ある中で、いつかは買いに来てみたい!と思ったのが、座敷帚。

いい箒は一生ものというが、ちょっと安い電気掃除機と同じ値段のこの箒、使ってみたくなった。

箒によっては、10万円を超えるものもあるが、私は、まずはこの16,500円のものから試してみたいと思った。

テッパンの食品サンプルと包丁

海外からの旅行者と思われる人々が多くいたのが、食品サンプル店と刃物店。

食品サンプルは、本物かと見まごうばかりの精巧さに目を奪われる。

見ているだけで楽しい!

刃物店は、ひっきりなしにお客さんが店舗に入っていた。

店頭にずらりと並ぶ刃物の種類の多さには、日本人でも驚かされる。

切れ味もよし、切れ味の持ちもよし、握りも計算されつくされている、等々、実用性に富んだ素晴らしい包丁が多く、どれを買って帰ろうかとても悩ましいだろうと想像する。

とぜうの飯田屋

ほとんどのお店が閉まっていたかっぱ橋商店街へは、またいつか再訪することにして、ランチを求めて浅草方面に歩き始めた。

細い路地の天ぷら屋さんの入り口に、ほっこりする張り紙があった。

優しいおじいちゃんかおばあちゃんの姿が目に浮かんで、いつかこの店に来訪してみたくなった。

あてもなくふらふら歩いていると、「どぜう」の大きな文字が飛び込んできた。

7月と言えば、どじょうの旬ではないか!

これは、もう食べるしかないでしょ!

とはいうものの、実は私、どじょう鍋が苦手であった。

以前食べたときに、骨が気になって食べることに集中できなかったのだ。

どぜう鍋といえば、まるごとのどじょうが入った鍋がスタンダード、しかし、今回は「ほねぬき鍋」を注文。

頭と骨が取ってあり、とても食べやすくなっている鍋である。

これは、どじょう鍋のおいしさに集中できて、旬のものを心ゆくまで楽しむことができた!

以前の私だったら、どじょう鍋とビールはセットだったが、今回は、どじょう鍋と白ご飯。

どじょう鍋の濃厚な割り下が、ご飯に合う!

骨抜きのどじょうの下に敷き詰められたごぼうも美味しいし、薬味のネギもたまらん!

お散歩の締めにいいお店にめぐりあえました。

感謝❣️

どじょう鍋は東京の郷土料理

どじょうは江戸時代には日常に食べられており、ミネラル、タンパク質、ビタミンなどがバランスよく含まれていて、ウナギに匹敵する栄養豊富な食材。

鉄分やカルシウムも豊富で、とても優秀な食材だ!!

どじょう鍋は東京の郷土料理である。

農林水産省のHPにも、東京都の郷土料理として柳川鍋とどじょう汁が紹介されている。

「どじょう汁」には二種類あり、「丸鍋」は生きたドジョウを丸ごと煮立った酒の中に入れて酔わせたのち、割り下とともに鉄鍋に入れて煮込んだ料理。「ぬき鍋」は背開きにした骨抜きドジョウをゴボウと一緒に煮込んだ料理。
ドジョウはぬるぬるとした表面が特徴の川魚で生命力が強い。獣肉食を禁じていた江戸時代には、ドジョウは鯉や鰻と同様に力の付く食べ物として身近な食材であった。淡白なドジョウに甘辛い割り下が絡み、これぞ江戸庶民の嗜好の味と言えよう。

浅草を中心に、「駒形どぜう」を筆頭として「飯田屋」「伊せ喜」「ひら井」等々の老舗店がそれぞれの店の味を守り伝え続けている。

農林水産省HPうちの郷土料理より引用

今回訪問した「どぜう 飯田屋」の情報

どぜう飯田屋

住所:   東京都台東区西浅草3-3-2

交通手段: つくばエクスプレス「浅草駅」A2出口から徒歩2分
      東京メトロ銀座線「田原町駅」3番出口から徒歩6分

営業時間: 11:30~21:30(LO21:00)日曜営業

定休日: 水曜日(祝日・浅草のもの日は前後に振替)

最新の情報と異なる場合がございますので、ご来店前に店舗にご確認くださいね。

詳しい情報が気になる方はこちらから→ どぜう飯田屋

プロフィール

管理人
いとこ

50代のズボラを自覚する主婦です。
人生の折り返し地点を過ぎて、wordpressでのblogに挑戦。
美味しいもの、健康的なもの、手作り、に心惹かれます!

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