笑う門には福来たる

笑門来福、【しょうもんらいふく】

いつでも笑っている人には自然と幸福がやってくる、いわゆる笑う門には福来たる、である。

四字熟語を見ると、中国語が語源かと思いきや、なんと日本で作られた造語！　

『しょうもんらいふく』なんて音から絶対語源は古い中国語だと思っていた！！

また一つ勉強になりました。

さてさて、我が家に主に笑いをもたらしてくれるのは夫である。

夫はいわゆる天然系の人。テレビで歌手などがお辞儀をすると、それに併せてお辞儀返しをしたり、引き戸を押したり引いたりしても開かなくて本気で困ったりする。

そんな夫は世界遺産の番組を見るのが好きだ。

ハワイのキラウエア火山の番組を見てる中で、「ハワイの噴火は何故止まらないのか？その謎に迫りたい」というナレーションに対し、間髪入れずに「分かるわ～、謎だよね～、僕の鼻水も何故止まらないのかと同じ謎だよ！！」と。

おいおい、君の鼻水は花粉症！地球の神秘と花粉症を一緒にしてしまうおおらかさ、無敵すぎる！！

そして、鼻歌を歌うのも好きで、歌詞がうろ覚えでも溌剌と大きな声で歌ってくれる。

クリスマスにはユーミンの名曲を歌ってくれた。

♪恋人がサンタクロース　手の長いサンタクロース♪

？？？どこか違和感

手の長い、ではなく、背の高い、だ！！素晴らしい、母音はすべて合致してる。

とある日は、氷川きよしの名曲を、どん、どん、どん、どん底きよし！と歌ってくれた。（正しくは、ズン、ズン、ズン、ズンどこ、です）

どれもこれも笑わそうと歌っているのでは無いのが感服する点である。本人は至って真面目に朗らかに歌っている、楽しい気持ちをそのとき思い浮かんだ曲を歌詞は気にせず歌ってるだけなのだ。

その朗らかさが我が家に福を運んできてくれてる気がする。

来年も笑いの絶えない一年でありますように。