安住紳一郎の日曜天国2023年10月15日放送分で、徳川慶喜家の墓じまいの話を聞いて、今のうちに見に行ってみたくなった。
ちょうど友人との散歩コースに良いなと、
夫に
こんなコースで散歩しようかな〜と思ってるんだ
と、日暮里から谷中銀座を通って谷中霊園へ行くコースを話すと、
なんと、
おいらも徳川慶喜の墓、見に行きたい!!
と、のたまうではないか!
お天気の良い日曜日、他にも何の予定もなかったので、仕方なく夫と谷中散歩に出かけることにした。
谷中には何度か行ったことがあったが、日暮里駅から行くのは初めて。
日暮里駅の西口を出てそのまま「御殿坂(ごてんざか)」を歩いて行くと、もう谷中銀座の入り口に到着する。
御殿坂と谷中銀座の間には「夕焼けだんだん」と呼ばれる階段がある。
ここでは、多くの観光客が写真を撮る人気のスポット。
なんだが、私はいつも上手く写真が撮れない。
なので、今回はカヌレの後ろにぼかして撮ってみた。
谷中銀座は、車の侵入ができないので、のんびりとお散歩ができるのが嬉しい。
道の両側には、新旧入り混じったお店が並び、魅力的な通りを作り出している。
谷中銀座のそぞろ歩きの楽しみといえば、食べ歩きは外せない。
昔は、お肉屋さんの惣菜コロッケを食べ比べをしたものだが、お年頃の胃袋は、焼き栗が精一杯。
和栗やさんで売っていた焼き栗、深く考えずに買ったが、これ、結構な贅沢品!
8〜10粒で1,600円。
多く入ってたとして、一粒160円!
これぞ、おとなのお散歩の醍醐味。
その場で一つ食べてみたら、栗本来の甘さとほっくりした食感、美味しゅうございました。
よみせ通りも、また違った雰囲気を楽しみる。
昔ながらのパン屋さん、お魚屋さんもあれば、流行りの小洒落たカフェもある。
ここも歩いていて飽きない。
へびみちと呼ばれる細い路地に入ると、住宅が多く建ち並んでいるが、ポツリポツリとおしゃれな雑貨店やカフェに出会う。
今回我々がランチをしたのも、そんなカフェの一つ。
AコースとBコースがあり、初めてのお店なので、色々と食べられるBコースに惹かれたが、最近少食の私達は、ここは冷静にAコースを注文。
オードブルからしっかりした量が出て、しかもとても美味しく、ワインを頼まなかったことを後悔するほど。
メインを楽しみに待っていると、で〜んと、野菜も盛だくさんでかなりボリューミーな一皿が出てきた!
嬉しいのだけど、我々には少し多い!
なんとか食べきると、〆のデザートも大きめ!
量が多いと文句を言うのは少数派だと思う。
美味しくて、量もしっかりあるなんて、夢のようなランチではないか!!
オードブルからデザートまで全部美味しかったよ~~!
もう少し足を伸ばすと、黄色い看板が目を引くレトロな喫茶店や、明治時代の酒屋を移築した資料館などがあり、なかなか奥が深い散歩道。
谷中霊園に辿り着くまでに、かなりお散歩を楽しんでしまったので、今回は目的の徳川慶喜のお墓のみ見学した。
たまたまタイミングよく、ボランティアさんが徳川慶喜のお墓の説明をしてくれ、徳川慶喜の墓は、なぜ徳川家と別にここにあるのかなど詳しく教えてくれた。
(このボランティアさんが、常駐かどうかは定かでない。)
知っている街のつもりが、歩くと新しい発見があり、楽しいおとなのお散歩でした。
ちなみに、友人とはその2日後にほぼ同じコースを歩いたが、歩く人が違えば、また見え方も違う。
新鮮な気持ちで、友人との散歩を楽しんだ。
プロフィール
50代のズボラを自覚する主婦です。
人生の折り返し地点を過ぎて、wordpressでのblogに挑戦。
美味しいもの、健康的なもの、手作り、に心惹かれます!